原作者さんは「天国の〜」とタイトルを付けたことからも分かるように
日本人として一番馴染み深い「閻魔」の認識を元に
あの漫画を描いたと思うんですよね。

（普通に考えれば閻魔→極楽とか浄土とかなりそうなもんですが、
誰にでも分かりやすい「楽園」の単語として「天国」を使った。
↓
つまり一般的に日本人が抱いている概念で描いたのかと）

そこを基本とすると、
我々が一般的に抱いている所謂「閻魔様」のイメージとしては道教のもの
かな〜と思うんですよね。
日本人のごっちゃ混ぜ精神も入ってきてはいますが。

なので、原点のインド神話まで遡るのはちょっと違うなぁと思いまして、
基本スタンスとしては、道教＆仏教な感じです。
あと日本人の「神」概念。



ついでに、鬼男君に関しては「鬼（おに）」なので、
これはもう日本基準以外にありません。
中国の「鬼」は霊魂系のものを指すことになりますので。



なので、中国的概念（主には）と日本的概念が混ざってくるので、
そこが少々、メイン話を考える際に難しいところではあるのですが。
でもごちゃ混ぜ日本精神があるからなんとかなりました。
いいよね日本！ｗ